リズム絵譜とは? |
素早く理解できる指導の実現、それがリズム絵譜 |
リズム絵譜とは誰にでも想像出来るような実に簡単なものです、その名前が示す通り、
リズムを絵にしてならべたもの、つまり基本的なリズムパターンと名前の語感のリズムが似た果物や野菜などの絵を順に並べてリズムを表す楽譜なのです。
子供達にできるだけ伝えやすく、と言う想いであれこれ考えながら二十年程使い続けてみると、なかなか奥が深い事に気が付きました。
そしてそれは、音楽リズムの初期教育に無くてはならない教材となっています。
それは、幼児が絵本から始まって本と言う物に親しみ、成長して大人になるにつれて長編小説などを読み始めるように、難しい音符に集中して解読出来るようになる為の、ごく自然な入り口だと言う事に気付いたのです。 |
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リズム絵譜のメリット |
1.子供に伝わりやすいと言うばかりではなくリズム絵譜を使用して指導を続けた最終段階では、年中後半以上の幼児によるリズム奏の初見演奏が可能になります。(初、中クラスのリズム絵譜では、下ろしたその日に曲の最後まで通すことが出来るようになりました)
2.子供達の集中力が向上する。(一曲の最後までリズム絵譜に集中し、曲の流れを追って読み取っていくことが出来ます)
3.はっきりと口唱和することで、様々な、早く端切れの良いリズムもダイナミックに表現することができます(幼児の表現とは思えないようなエキサイティングなリズムを楽しく出来る様になりました)。
4.音楽の構造が理解しやすいのでメロディーの反復やつながりに合わせて曲の中間から指示しながらの指導が容易になりました。
5.幼児の誰もが良く分かる「みかん」や「いちご」などの絵で表現されているため、途中から練習する場合や、難しいところの反復練習など的確に指示出来、また、幼児たちから間違いやすいところや好きなところなど、引き出して伝え合う楽しい指導が可能です。 |
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