News&Events

2024.5.23

2024年版曲目を追加しました
ショッピングページの試聴ボタンで各CD音源の開始とエンディングの様子を約45秒間聴くことが出来ます
指導用データーCDを用意しています、ショッピングページでお求めください
※下記の参考資料欄に、参考資料と、サービスダウンロードページにはサンプルリズム絵譜や幼児用ドラムホルダーの製作図、その他掲載しています、ご活用ください。
TOPICS
参考資料
CD鼓隊のお奨め形態は?
幼児鼓隊用フォーメーションデザイン用紙
シンプルフォーメーション実例1
シンプルフォーメーション実例2
リズム絵譜の読み方解説プリント
CD鼓隊指導用具とチューニング
指揮杖奏法の解説1
指揮杖奏法の解説2
サービスダウンロード

 

リズム絵譜Q&A

Q.リズム絵譜の楽譜ってどんなものが届くの?

Q.指導方法はどうすれば良い?

Q.どんな曲があるの?

Q.使いたいと思ってる曲がないんだけど・・・。

Q.リズム絵譜の楽譜ってどんなものが届くの?

2種選べます、そのまま教室の壁に貼ってすぐ指導開始出来るA1サイズの物と、小版のA4サイズの物です、読み方の解説プリントも付いています。

Q.指導方法はどうすれば良い?

絵を指し示して絵の名前を口で言う通りに打つだけでよいのですが、さらに理解を深めて伝える為の指導法がいくつかあります、一発打ち練習(一回だけの打撃音をそろえる事で、鋭さへの音感性と注意力を高め、姿勢を良くする)いじわる練習(音楽を小さく声も小さく短く)、穴空き練習(絵譜の部分を隠す)、割り箸練習(音楽を小さくして割り箸を使うと耳への音響による疲労などを無くすることで先生の声が通りやすく伝えやすい)、などがあります。

Q.どんな曲があるの?

過去約20年程のレコード会社各社の運動会用ヒットマーチ集を中心に、330数曲がリズム絵譜となっています(ショッピングページをご参照ください)

Q.使いたいと思ってる曲がないんだけど・・・。

皆さんの園の状況に合わせたリズム作成の御注文を受け付けていますが。メールでのご要望も参考にさせていただきますので、御必要な曲があったらお聞かせください、ご要望が多ければリズム作成いたします。

運動会用ヒットマーチの主なCD製作各社の発売されている音源に沿ってリズムを製作しています。

CD音源は曲ごとに発売先のレコード会社名とCD番号が表示されていますが、不明の場合は、指導データーCD注文の備考欄にてお尋ねください。

 

 

 

リズム絵譜を使った効果的なリズム教育とは?

 単なる基本的な音楽基礎訓練のためのエクササイズではありません、音楽の基礎訓練としては大変有効であることはその通りですが、いくつかの異なる楽器を使ったリズムアンサンブルとして扱われているため、十分に音楽表現としての効果も高いのです、ですから楽しく感動できる音楽表現として発表することを目標に出来るので、教育効果も共に高くすることが出来ます。
1枚の拡大されたリズム絵譜を集団で見ることによって可能となったこの指導法は、各種のリズム楽器を少人数のステージ発表でアンサンブルとして発表するのにも活躍しますが、より多くの人数での集団リズム発表(正にCD鼓隊の様な)に、大きな効果を発揮します。
 そして1点集中すること(絵譜のリズムが流れている部分の一点に子供たちが集中する、また、指揮者、指導者に集中する)、それが幼児に可能であり、さらに集中力や持久力、そして感性を高める大きな効果がある事も分かりました、それが、幼児に取り組む集団音楽教育のレベルを一気に引き上げることも確認できるようになりました。
 音楽教育がリズム感性のみならず集中力、持久力も伸ばすことが出来る、しかも楽しく感動的に集団として向上する。こんな教育効果が明確になってきたのです。
 それが顕著に発揮するのがCD鼓隊のリズム表現を主体としたマーチングバンド形式で、しかも動きの少ない、オーケストラのように指導者が指揮をする形態をとった場合にそれらの良さが浮き彫りになってくるのです。
 これらのことは指導者1人で各種打楽器の子供たちををまとめて指導することが出来るリズム絵譜を使ったリズム楽器主体のCD鼓隊でより実現性が高く、メロディー鼓隊のような個別指導中心の形態ではほぼ不可能です。
 メロディー(キーボード)鼓隊は体力のない幼児ではどうしても各声部を電子キーボード類に頼らざるを得ず、打楽器集団の人数比率も低くなってしまうため、集団指導的な要素はあまり発揮できません、そしてアンプなどの付属物が多くなる割にはそれにかかわる人数も少なく当然幼児が自分で運搬設置が出来るものでもありません、
 音楽的内容も幼児が演奏しますから、速度、音符の構成、などに大きな制約があることになります、たとえ演奏者が大人であったとしても、同じ楽器編成、同じ編曲(幼児のそれと)で鑑賞に堪えうる鑑賞用CDとして販売されることはありえません、当然音楽としての内容は貧困であるからでしょう。
 大変な練習時間と労力を割いて、教育的効果にどれだけのものがあるのか?幼児全員がそれなりの達成感を分かち合えるのでなければ、いったい何のためにやっているのか?ということにもなりかねません。
 教育的効果が高いことは即日常に反映してきます、まず幼児たちがCD鼓隊の取り組みを好きになることが前提です、そうなると各お部屋での会話が明るく前向きになり、教員のモチベーションも高まります。
 その前提を確実に実行するためには、楽しい指導と。一点集中を実現しなければなりません。
 子供たちにとっては集中力を持続させる事は容易ではないのですが、楽しいことにはいとも簡単に夢中になります、子供たちに楽しく集中してもらうテクニックはいくつかありますが、どんな場合でも音楽に限らず、指導者側に一定の配慮が無ければいかなる楽しむべきことも、つまらない集中できない要因に成り代わってしまいます。

まず指導者が注意すべき事とは?、

1.はっきりと分かりやすく伝える
  これからやろうとしていることを、まとめてしっかり伝えてから行動します
    「さあ!みなさん!今から、初めて太鼓を持って叩いてみます!、
まず自分でホルダーを背負って太鼓を着けてみましょう!いいですか!?」
子供たちの様子をしっかり確認して、全員にてきぱきとはっきり伝えます、
全員が全体のことを把握できるように、出来るだけ、個別の指示も全員の前で伝えることが基本です、一点集中の始まりでもあるのです。幼児言葉で話したり、もごもご、もじもじ先生になってはいけません、集中できていることを確認して、しっかりと伝えることはいざというときの子供たちの命を守る行動の訓練にもつながります。

2.待たせない
   行動のスタートは2秒以内、と言ってもCD鼓隊の場合ですが、号令から構えのポーズをとって、次になかなか音楽がスタートしない事があります、これが疲れの元、集中の敵です、先生の準備不足で子供を待たせないことです、
何かの指示をするごとに間合いの長い事も集中できない子供を育てています、実はこのことのほうが普段の保育でもっとも多いのが実態です。

3.いつも新鮮な導入を心掛ける
  単純に同じことの繰り返しは極力避けましょう、毎回違う角度からの目標を持って、新鮮な言葉掛けをするようにします、必ず前回との違いを分かりやすく伝えて再チャレンジ!点数を付けてそれが次第にアップするのも励みになりますね?
  前回新しいことに取り組んだときに、次回そのことの復習を手短に前回同様にやってみることも重要です、出来ているつもりでいきなりやってみると、意外なところで引っかかってそれが癖になってしまう様なことがよく有ります、うろ覚えのところがそのときたまたまなってしまった状況に書き換えられてしまうようです。こういうときは前回の様子を手短に話して、状況を思い出させ、一つづつ丁寧にやってみたほうが結局短時間で済みます。

4.子供たちの様子を良く見る(集中してからお話しする)
  子供たちが先生に注目し、集中していることを確かめてから、お話と行動の合間を空けずにリズミカルに指示するようにしてタイミングよく休ませる、この繰り返しが集中できる子供を育てます、怒鳴らずにあえて小さな声にしたほうがシーンとすることもあります。

5.タイミングを考えて休ませる
  前項にも述べましたが、無意味な合間をとって待たせることになるのなら、「ハイ!座ってください、おしっこに行きたい人は静かに行ってください」としっかりと一息入れたほうがいいのです、リラックスと集中を心地よく繰返すことで、集中している間はしっかりと相手のお話を聞ける時間として、経験が積み重なっていきます、

6.あいさつ、はじめと終わりのけじめをしっかり
   「おはようございます」「・・・・をはじめます」「よろしくお願いします」
   「・・・を終わります」「ありがとうございました」
しっかり声を出してごあいさつ、すぐ指示、「はい!座ってください!いいですか?今日は・・・・をがんばってみます!出来ますか?」「まずはね!こんな・・・・わかるかな?」
 しっかりしたあいさつの直後はどんな子達もしっかりと集中しているものです(ほんの数秒ですが)、その後の不必要な合間で集中を崩しているのは指導者側です。
「もう少しだから頑張ってね」などというのは、教師の負け、却って子供たちの持続力を削いでしまいます、子供たちの集中度をよく観察して、限界が近づく前に休ませる、やる気が継続しているうちにやめる、それまでは余計なことは言わずに続けて、
「はい!座ってください、こんなに長い時間よくがんばれましたね!みんなかっこよかったです!では終わりのあいさつをしましょう、何も持たないで立ってください」
「・・・の練習を終わります!」「ありがとうございました!」
これらの繰り返しが、教師が終わりと言うまでがんばれる子供を育てます、疲れたら休ませてくれる、頑張っていると必ずほめてくれて終わる、暗にそんな指導者に対する信頼感が子供たちの間に自然と芽生えたときに、粘り強い子に育っていくのです。
苦労を繰り返し、辛酸をなめて強い人間に育つ?、それはずっと後の年代で思春期以降になると若者は自ら厳しさを求めるようになりますが、幼児期は何事も愛情に育まれ情緒を安定させて心身ともに安全な成長を育む行動を本能的に選択しようとしますから、口うるさい教訓をいくら押し付けても、納得できる自然な行動にかないません、むしろこの時期に愛情と安心に包まれていないと、思春期以降は厳しさどころか不足した愛情を求めるあまり快楽に走ってしまいます、まだ甘えたかった影を残すのです。
しつけとしてアリバイ証明のように義務化して押し付けようとしても、納得に至る訳がありません、いわれているときに神妙にしているだけです(子供との駆け引きもよくありません、交換条件なども同様です)。
 行動した直後に、「かっこよかったねぇ!そういうことが頑張るって言う事なんだよ!」と言われると、なーるほどと思って気持ちいいじゃあないですか。

一点集中と言うこと
 リズム絵譜指導の最大の利点は一点集中、みんなでリズム絵譜の一点を同時に読譜すると言うことです、そうです、絵とは言えども幼児がリアルタイムで読譜するのです、しかも皆で一枚の大きなリズム絵譜を一緒に見て指導者の指し示す部分のリズムを音楽にあわせて同時に表現していけるのです。
 これまでは指導者が口で伝えて覚えてからの表現だったので、一度に覚えられるリズムの数も知れたものでしたから、やさしい曲なら始めてで程なく最後まで出来るなんて相当単純な曲以外考えられませんでした、今は読譜できて最後までどうすればいいのか良く解るわけですから、さらに内容は深くまでを理解することが出来ます、今までは覚えてなんぼ「ちゃんとできる」が目標でした、今度はちゃんとできるが当たり前ですから、「かっこよく出来る」事が目標へとグレードアップします。
 

ここで一点集中、まずはリズム絵譜を読み取ることでしたが、次の段階はリズムは何度かの練習で覚えて、そして発表の形態はオーケストラの様に先生の指揮にあわせてかなりの速い曲でもかっこよくびしっと決める!こんなことが実現できるようになってきたのです、しかも楽しく!(同じCD鼓隊でもドリルフォーメーションに主体を置いた場合はこうはなりません、子供達がリズムを覚え次々と移動を繰返す場合は一点集中は不可能だからです、あくまでも一定方向に向いたフォーメーションの少ない転換形態のみに限られますが=シンプルフォーメーションの場合に限る訳です、)

一点集中と言うことは、みんなが指揮者の先生と一体となり、心をひとつに音楽を表現すると言うことです、それは繰り返し練習を重ねて覚えたものを披露する、と言うのとは一段階違って、表現の実際の現場が教師とのコミュニケーションの現場でもありCDの音楽と協奏して自ら感動する現場でもあるわけです。
 それらが教師の指揮の一点に集中した子供たちの表現から生み出されるのです。
一点集中でびしっと決めると言いましたが、やはりそれにも指導側の一定の配慮は必ず必要です、
 条件としては、隊形全体の子供たちから打楽器指揮の教師やカラーガード演技指揮の教師がよく見える集中できる配置であることと(子供の指揮者=ドラムメジャーの後方に4〜50p位の台に乗る)、父母席からの視線に邪魔にならないことです。(同時にCD音響のスピーカーの配置もフォーメーションに合わせて距離による音ずれにも配慮して決める必要があります)
 

こういった条件下で一点集中を実践していくと、幼児にも一定の指揮技法が有効であることが分かってきました、基本はオーケストラの指揮技法と同様と考えますが、対象が幼児であることと鼓隊に使用する打楽器が主体であることで、一定の打撃姿勢に対して認識しやすい形態による身体及び腕の表現をとる必要も出てきました。

 練習段階で注視していたリズム絵譜に変わって、先生の指揮に集中してリズム表現をする段階です、この段階でほとんどの子供たちが目標曲のリズム絵譜を覚えているわけではありますが、完璧とはいえず、うろ覚えの子もいないとは言い切れませんません、その子供達も自信を持って打てるように、先生とも心をひとつに表現するわけです、それには子供たちにとっても分かりやすく反応しやすい指揮であることが重要です、その要素は次の3つです

1. 表情  2.身体動作 3.腕の振り

あえて腕の振りを3番目にしたのは、顔が無表情、体も直立不動、で腕を指揮らしく振っても子供たちの反応はよくないからです、表情はにこやかに子供たちに目を配りながら常に気持ちを込めて語りかけている必要があります、もちろん口は、みかん、や、いちご、や、リズムの言葉で、身体動作は音楽の流れに沿って一定にスイング(乗るような動きや揺れ、膝で軽く拍をとるような小さな動きも)すると、この動きには子供たちはよく反応して音楽の流れが安定しやすくなります、

そして腕の振りです、いわゆる指揮法のバトンテクニックなわけですが、鼓隊の楽器が主ですから、胸の前に軽く撥を握っているように手のひらを握って15センチメートル前後の幅を取って、撥を持ってたとしたら、撥が二等辺三角形の二辺になるように、先は手首の高さよりやや上がっている程度の状況を想像して、両手を素手で構えます、
打楽器ですから打つ動作が主体ですが、打つのではなく跳ねると認識していたほうが、その後出てくるいろいろな問題に対処できます、指導者の指揮は跳ね上げる動きでいろいろな支持が可能になるからです、
打つ動作は必ずしも全部力を込めてやるわけではなく、胸の前で軽く跳ねる手首の動作で十分伝わりますが、跳ね上がった形のほうが重要です、特にフレーズの変わり目やリズムの決めどころは「11の字」と言って撥を垂直に立てたはじめの構えの姿勢に鋭く戻すことが音の切れと揃いに大きな影響があります、通常の軽快な流れのところは軽くはねて小さめの腕の振りにしておいて大事なところで大きく振り上げると、子供たちがしっかりと反応してくれて音もそろいやすくなり、そういう変化と表情がますます子供たちの集中を助けるのです、時に11の字を強調したいときは頭の前の空間に撥を鋭く突き刺して止めるような動作をすると、子供たちが反応して11の字が揃うと、当然次の1拍目もそろうわけです。

11の字とは、腕を肩幅に開いて腕と持った撥が肩の前に直線に垂直に立つ演奏姿勢で、はじめの構えの姿勢であると共に、打つリズム個々の最後の動作で、二拍なら2拍目を打ってすぐ、3拍なら3拍目を売ってすぐ、打って跳ね上げた形が11の字です、ですから当然、次の拍に出てくる休符ではありません、鋭く跳ねるほど次の拍への時間的余裕があり、その一瞬の静止状態がCDの音楽を聴きやすくして、鋭い撥さばきが生きた歯切れのよい音を生むのです)

リズムによって先生の表情や姿勢、振り方も変化すると、確実になってきます、たとえば、みかんは得意げな表情で胸の前ですばやく跳ねる、イチゴは手の幅を小さく体も少し縮んで小さく跳ねる、と・と・とまとは悠然と構えて手も広めにしてややゆったりめに跳ねる、りんごとバナナは少し前に腕を突き出すようにして念を押すように跳ねる、と、言ったように表情を変化することは大変有効です、
指示するのは、小太鼓や中太鼓ばかりではありませんから、違う楽器の指示をするときは、その他の楽器は自分で打たせて、指示の必要な楽器に対して相応の振りで指示をすることになります、大体シンバルや大太鼓がその対象ですがどちらか片手の人差し指をかざして前方に突き出すことが多いようです(トリオは打つ動作)。

 

リズム絵譜によるCD鼓隊指導の重要なポイント3点

1. 声を出す 
何事も声で発声することから始まることが多いのです、元気を出すのも声から、
あいさつしかり、リズムも必ず声で言ってみてから打ちます、声をちゃんと出せない子は打てない子です、最終的には鋭く小さめの声でいいのですが、声はしっかり出す必要があります、太鼓を使った大きな音の練習の前に、撥だけや、時には割り箸を使って、CDの音量も絞って、先生の声や子供たちの声を聞きやすくした練習が大きな効果を発揮します、いまいち歯切れが悪い、ちゃんとしたリズムになっていない、と言う時、気がつくとちゃんと声が出ていないことが多いのです、リズム絵譜を最後までちゃんと声に出していえる子から出来上がっていきます。
(大きな声を出すことはいろいろな分野で活用され、人間の行動を活性化する手段として有効ですが、CD鼓隊で1曲分すべて声を出し切るのは結構体力を必要として疲れます、でも一度しっかり出来るようになってから、鋭く小さめでそれほど疲れない声に移行するほうが良いでしょう)

 

2. 11の字
 とにかく、音の切れを良くして音をそろえるのは11の字に限ります、音をそろえるより11の字を揃えると音が揃うのです、                 (太鼓の打面までの距離とタイミングが体の大きさにかかわり無く揃うからです、また、姿勢と休符が安定します、基本的な打ち方はトリオ以外の太鼓は早い繰り返しの音符以外は殆ど両手を揃えて打つ「両手同時打ち」です、両手同時に跳ね上げる方が子供にとって理解しやすいと同時に垂直まで一瞬に立てることが俊敏な打撃速度とそれに伴なう音の伸びを実現するのです)


 練習前半はしつこく何回も子供に注意する必要があります、リズム絵譜を指して指導しているときも何回も鋭く振り返り「11の字!」といって指摘します、練習途中のほめ言葉も「今日の11の字チャンピオンは・・さんでーす!ピッ!と、すばやくてかっこよかったです!拍手!」、これが成功するとしないでは大きな差が有ります。
練習後半は先生の指揮がちゃんとした11の字の形になっていないことがまま有ります、先生の指揮する11の字に子供の姿勢が揃ってくると、感動的に音が揃ってきます、先生がウルッと来る瞬間です。

3. 一発打ち
  はじめて撥を持つ、初めて太鼓を持って打ってみる、はじめて割り箸で打つ、はじめて外で太鼓を打つ、はじめて大きなアリーナで太鼓を打つ、すべてに必ずこの一発打ちが出てきます、子供たちの感覚を育てる最も重要な一瞬です、太鼓もシンバルも打つものはすべて、「ドン!」と1発だけ打ってみます、
そして、
「だめ!うーーん?今のは45点!一回だけだよ、あとでぐちゃぐちゃって打ったらだめ!もう一度!」、
「うーーん?52点!早すぎる人もいる!さんはい!のあとで一回だけ叩いてピッと11の字だよ!もう一度!」、
「あ?そろってきたね!力強い音になってきた!70点!」、
「おお!鋭い!かっこいい音になって来た!85点!」
「うわあ!11の字もかっこいいし音もびしっとして、天井が飛んでいきそうだったね!96点!」
揃った音の響きを実感するのは、大人も子供もありません、全員がこれらの違いをしっかり認識できます、何とか上手にたたいている、ではなく、しっかりとした格好のいい音を打つ、鋭い音がどんなので合わないばらばらの音がどんなのかをきちんと知る体験をさせることこそ、音感教育の一部です、ウォーミングアップ的に本番前のリハーサルでこの一発打ちを行うのも大変有効です、子供たちをリラックスさせるのにも役立ちます。

 

指導者の注意事項3点

1. いいですか?
(子供たちをよく見て、しっかりと確認します、新人さんに見ているようでよく見ていない目が泳いでいる人がいます、ベテランの言動をよく観察しましょう)

2. ほら!
(ほら!と言う言葉よりは、動作やしぐさによるうながしです、注意ポイントに入る前に気づかせる、指揮で言うとアゥフタクトです、流れをしっかり把握していないとなかなか難しいですよ)

3. さん・はい!
(123はい!でも良いのですが、しっかりとカウントを出してスタートの合図をすること、練習やいろいろな場面で使いますね?、先生たちによってはいっせーのーでーとか色々ですが、しっかりしたリズムでそして「はい!」を鋭くはっきり、その勢いに子供たちは反応します、何かのきっかけにも前拍に鋭く「はい!」と言える様にしましょう、絵譜の指さしも同様にはっきりと言いながらが大事)

 

指導のコツ
 

楽しい繰り返し練習のコツ
   スピードを変えます、

 怪獣、象さん、おうまさん、ねこさん、ねずみさん、ありさん、などと速度に変化をつけると楽しくなりますが、ゆっくりがミソです、正確にゆっくりすること、そして誰も出来ない速さもやってみると、ちょうどいいテンポがより明確になって理解が深まります、

カラーガードの姿勢の維持のコツ
  だるまさんころんだ!おにごっこ?

  振り返ったらぴたっと止まって、目をふさいで数えているときに動けるゲームの様に、先生もいろんな子の姿勢を直す動作をすばやく走り回って指示すると、ピッと振り返るだけで、すばやく直す癖?がつきます。
  (ちゃんとしなきゃあだめ!!と怒らずに、楽しく!、すばやく!、かっこよく!、そしてほめられる)

整列終了時等の集中の為のルーティーン!
    あれこれ言うならすぐ号令

  ピーピッ!1.2.3.4.(ワン、ツウー、スリー、フォー)と発声して休め気をつけをする習慣を採用しているなら、これを活用しましょう、大体並んだらすぐピーピッ!っと笛を吹いて(出来れば子供の指揮者に吹かせる)1.2.3.4.と言わせて休め気を付けをさせたら。順番はきちんとしてますか?おかしいところは直してください!ではもう一度、指揮者さんどうぞ!
  1.2.3.4.の発声と同時にあわてて姿勢を直して休め気を付けのしせいになって一瞬静かになりますから、はっきりと指示を伝えることができます、だいたい整列が出来かけているころによそ見をしたり、おしゃべりな子もよく見かけます、そんな時いちいち注意するのは時間の無駄です、そのために号令があるのです、最短時間で集中する為にこそあるのです、

※1.2.よりは、1.2.3.4.の方が速めのテンポでキープし易いのと、厳しさを要求しなくても、元気に発声すれば楽しく集中しやすいのです。

 

CD鼓隊リズム一曲ごとの練習のコツ
    曲の始めはしっかりと

 どんな曲も前奏と主旋律は違うリズムのことが多く、最初に出てくる主旋律や、サビのメロディーよりは前奏のほうが細かいリズムになることが割と多いのですが、この前奏をしっかりと先に仕上げてしまう事がその後の仕上がりや練習時間の短縮にも効果的です、曲の出だしのイメージと最初の打ち始めを鋭くしっかりした完成度の高いかっこいいものにしてから先に進むと、曲の全体が歯切れのよいすっきりとした音にまとまりやすいのです。

 前奏だけに設定保育時間の1回以上の時間をかけて練習しても、同じ位の時間で曲の残った大半の最後まで通ってしまうと言うこともよく有ります、全体を理解させるために始めがしっかりしたら、その後を早く進めて、中間部の未消化なところを課題意識をもって後からひとつづつ片付けていくと言うのがセオリーですが、曲によってはびっくりするほど早く進むものもあるのです、これは当然子供たちがほとんど初見演奏のように見た瞬間にリズムを理解し演奏できる段階になっているからで、その演奏の基礎表現と俊敏な反応が前奏の練習での繰り返しの中で形作られるからなのです(但しテキパキと、繰返すごとにどこがどう良くなって来てるかをきちんと手短に説明しながら素早く繰り返します、何の目標付けもなしにダメ!と言ってただ何回も繰り返しさせられれば大人でも厭になりますから)。

 一発打ちでそろえる感覚を身につけると同様に、CD鼓隊のかっこよさをしっかりと前奏でびしっと揃う鋭くかっこいい音の響きを感じることで、その後のリズムも音楽にしっかりと合って聞きやすくもなるために、さらに進みやすくなるのです、主旋律のパターンは割りと軽快に進み、間奏やコーダなどの変化したリズムに多少時間をかけると言うのが主な練習の様子です。